2009年01月22日
紙ごみゼロを目指して市民グループが市長に提言
横浜市などに比べて大きく遅れていると言われる大阪市の分別収集。NPO「ごみを考える会」など大阪市内で活動する市民グループは、行政だけに任せるのではなく我々市民自らが紙ごみを集め、燃やさないようすることを計画し、実行することに決めました。これによるごみ減量化で、市民には環境への負荷の軽減、税金の節約などの大きなメリットがもたらされるものと思われます。
① 紙ごみの完全分別によって減量化されるごみは20万トン。
大阪市の年間のごみ処理量は約160万トン(平成18年度実績)。このうち紙ごみは20万トンと言われていて完全分別、リサイクルできれば、この20万トンを焼却工場で燃やさなくてもよくなります。
② 紙ごみ分別によってごみ焼却工場1つがいらなくなる。
大阪市には現在10か所に焼却工場があります。しかし、紙ごみを完全分別、リサイクルすれば焼却工場1つを減らすことができます。大阪市では3か所の焼却工場が20年以上たっていて建て替え期を迎えていますが、これにより無駄な建て替えをする必要がなくなります。工場の建設費は約300億円から400億円と言われ、さらに年間のランニングコストが1工場あたり20億円かかると言われているので、それが節約でき市民の負担が減ることになります。
③ CO2削減効果はおよそ5万トン
焼却工場を1つ減らすことによって年間5万トンのCO2が削減できます。これは大阪市全域に木を植えるのと同じ効果があります。
④ 回収方法 (民は民の手で)
環境局:大阪市民へのPR(指導・監督)
古紙回収再生資源業者:大阪市が定める指定場所からの紙の回収
NPO団体:古紙回収再生資源業者紹介。一般市民に対する紙分別啓蒙と作業の協力。
⑤ 古紙回収に伴う費用は回収業者負担とする
廃出日に排出された紙は、古紙回収業者が責任をもって収集を行い、それらに発生する費用は、業者の負担とする。古紙回収業者は、意見があるときはまずNPOを通じ、その後、大阪市を交え三者協議をする。
① 紙ごみの完全分別によって減量化されるごみは20万トン。
大阪市の年間のごみ処理量は約160万トン(平成18年度実績)。このうち紙ごみは20万トンと言われていて完全分別、リサイクルできれば、この20万トンを焼却工場で燃やさなくてもよくなります。
② 紙ごみ分別によってごみ焼却工場1つがいらなくなる。
大阪市には現在10か所に焼却工場があります。しかし、紙ごみを完全分別、リサイクルすれば焼却工場1つを減らすことができます。大阪市では3か所の焼却工場が20年以上たっていて建て替え期を迎えていますが、これにより無駄な建て替えをする必要がなくなります。工場の建設費は約300億円から400億円と言われ、さらに年間のランニングコストが1工場あたり20億円かかると言われているので、それが節約でき市民の負担が減ることになります。
③ CO2削減効果はおよそ5万トン
焼却工場を1つ減らすことによって年間5万トンのCO2が削減できます。これは大阪市全域に木を植えるのと同じ効果があります。
④ 回収方法 (民は民の手で)
環境局:大阪市民へのPR(指導・監督)
古紙回収再生資源業者:大阪市が定める指定場所からの紙の回収
NPO団体:古紙回収再生資源業者紹介。一般市民に対する紙分別啓蒙と作業の協力。
⑤ 古紙回収に伴う費用は回収業者負担とする
廃出日に排出された紙は、古紙回収業者が責任をもって収集を行い、それらに発生する費用は、業者の負担とする。古紙回収業者は、意見があるときはまずNPOを通じ、その後、大阪市を交え三者協議をする。
Posted by 平川 司 at
16:31
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2009年01月01日
明けましておめでとうございます
いよいよ、ごみ問題も終盤を迎えようとしている。今年の1月下旬には平松大阪市長と面談し、紙ごみの分別について要望書等を手渡すことになった。
昭和57年、住之江焼却場建設反対の狼煙をあげて20数年。
他都市から持ち込まれるヤミごみの排除と紙ごみ等のリサイクルをすれば、現在ある焼却場は半分にしてもよいはずだ。建替えは必要ないと裁判に突入したものである。南港焼却場の閉鎖、森之宮焼却場建替えの凍結、缶・びんのリサイクル、今回の紙の分別。市民が出す年間16万トンの紙のリサイクルがなされれば、焼却場がさらに不必要となるのです。
よくここまで来たなあと思う反面、交付金や補助金等の使途、土地や建物の賃貸、小中学校の統廃合等の問題が山積しているのです。
今年もしたたかに、しなやかに、怒る男で頑張ります。
平成21年元旦 平川 司
昭和57年、住之江焼却場建設反対の狼煙をあげて20数年。
他都市から持ち込まれるヤミごみの排除と紙ごみ等のリサイクルをすれば、現在ある焼却場は半分にしてもよいはずだ。建替えは必要ないと裁判に突入したものである。南港焼却場の閉鎖、森之宮焼却場建替えの凍結、缶・びんのリサイクル、今回の紙の分別。市民が出す年間16万トンの紙のリサイクルがなされれば、焼却場がさらに不必要となるのです。
よくここまで来たなあと思う反面、交付金や補助金等の使途、土地や建物の賃貸、小中学校の統廃合等の問題が山積しているのです。
今年もしたたかに、しなやかに、怒る男で頑張ります。
平成21年元旦 平川 司
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00:00
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