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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年03月10日

巨額の地域対策費

  大阪市5億円隠し、3月9日の毎日新聞の大きな見出しである。東淀川区に建て替えられている焼却場の建設費に組み込まれた地域対策費である。大阪市は迷惑施設を建設するたびに巨額の金額を使い建設反対の封じこみをいまだにおこなっているのである。
  思えば私達の闘いは、昭和57年住之江焼却場建設反対から始まった。当時の大阪市は一枚の巨大な岩であり調査しようにも現在のような情報公開制度もなかった。裁判に持ち込んでもお上に逆らう住民として裁判官の目は反逆者を見るような冷たいものであった。
 地域の反対団体は次々と切り崩され1000人を超える反対者は数えるほどに減ったのである。大阪市が使った対策費は当時の金で20億とも言われている。裁判が終りを告げる頃、弁護士先生が“これからが住民運動の試金石、闘いなのだ”と勇気づけられた。
 我々住民に出来ることは何か、それは、大阪市のごみ焼却場の数を削減する事である。削減するにはごみを減らせねばならない。
 運転資金の乏しい私達に与えられた宿命とは何か?
“ゲリラ作戦”小さな大阪市の無駄使いを見つけ出す事であった。 
次回 街頭ごみ容器・やみごみ・料金値上げ・焼却場の削減・缶と瓶・紙リサイクル等 成果と作戦失敗等のお知らせ  


Posted by 平川 司 at 23:57Comments(0)