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Posted by 京つう運営事務局 at

2015年11月20日

大阪市による焼却場に関してのご意見募集について

深秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

 このたび、国会・府会・市会議員4名の方にお願いし、勉強会として大阪市環境局に現状を聞きに行ってもらいました。平成3年度には年間217万トンあったごみが平成26年度では半分以下の年間94万トンにまで削減されました。この間、裁判や分別回収などに努め、南港・港・大正・森ノ宮各焼却場を廃止させ、さらに住之江焼却場・鶴見焼却場を廃止すべく努力しておりますが、議員先生方が聞いてきたところによると近々住之江を停止させて建て替える方針を打ち出しており、さらに鶴見焼却場も建て替える予定と先生方は話しておられました。

 皆様に今回お送りする資料中「大阪市一般廃棄物処理基本計画」素案の最後のページの図の通り、現在焼却場は7工場あり、合計で年間161万トンの処理能力があります。住之江・鶴見を差し引いても年間119万トンの処理能力があり、大阪市の年間のごみ総量94万トンに八尾・松原市の10万トンをプラスしても十分の処理能力があります。住之江焼却場の建て替えは3年後と言っておりますので、ごみ量はもっと少なくなり、分別を徹底すればさらに減らすことが出来ます。有料化にでもなれば、ごみはさらに3割は減り、年間70万トンを切る見込みです。
 このような時代に建設をするというのは理解しがたく、焼却場1ヶ所につき建設費は約250億円、維持費は年間20億円かかります。大阪市にはそのようなお金はありません。

 大阪市は「大阪市一般廃棄物処理基本計画(素案)」に対するパブリックコメントを実施しております。無記名ですので、どしどしご意見を送ってください。

大阪市一般廃棄物処理基本計画(素案)について 
意見書もここからダウンロードできます。  


Posted by 平川 司 at 16:22Comments(0)