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2011年01月25日

「ごみ」と「教育」の現状

 新聞紙上では、大阪市環境局の内部告発に関する記事で毎日のように賑わっている。大阪市では焼却場10工場のうち港焼却場と南港焼却場は閉鎖されたが、東淀工場が建て替えにより再開したので、今も9工場が稼働している。現在の稼働率は40%で、80%稼働するとすれば、焼却場は少なくとも4基は不必要だということになる。

 だが大阪市は、隣地1万坪強の土地を建て替え用地として購入し、森之宮焼却場建設に邁進していたが、地域の反対などで現地建て替えに傾き、新工場建設には用地が狭く、現地の隣にある交通局のグラウンドと検査場を転用することにしたのである。そのため地下鉄中央線の検査場が無くなり、住之江区緑木停車場への移転を四つ橋線からの引き込み線を敷設するなど40億円もの巨費を投じて行っていたが、付近住民には何の連絡もなく、問い質すと「施設の老朽化により耐震強度が不足しているので緑木に移転する」と見え見えのウソをつく。現行の施設に耐震補強工事をすれば、1割の約4億円もあればすむはずである。

 昨年の12月、大阪市教育委員会に対し市内の小中学校における校内暴力やいじめなど26項目について情報公開を請求したところ、「保護観察中の生徒数」と「保護者よりの苦情(モンスターペアレント)」に関しては「記録された公文書が存在しない」との返答であった。その他は、1月17日に情報公開されたが、ほとんど真っ黒に墨で塗られた状態で、これではあまりにひどいので異議申立をすることにしました。

 環境局よりも、教育委員会のほうが手強そうです。



Posted by 平川 司 at 18:16│Comments(0)
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